「流山おおたかの森 S・Cアートプログラム」第5弾として、2022年3月19日(土)からの3日間、「貼り絵アートで学ぶSDGs 陸の豊かさを守ろう〜絶滅危惧種の動物たち〜」が開催されました。

「流山おおたかの森S・C FLAPS」1Fのイベントスペースで開かれた「貼り絵アート ワークショップ」では、最初に、アートを用いて社会課題の解決に取り組むアーティスト集団「ボンアート」による絶滅危惧種の動物たちに関するレクチャーがあり、続いて、お菓子の包装紙や牛乳パックなどの廃材を活用して貼り絵を作るワークショップが行われました。

まず、型紙に合わせて包装紙を木の葉の形にカットする葉っぱづくりで練習し、ウォーミングアップ。次の貼り絵アートでは、見本として展示されているレッサーパンダやゾウなどの型紙サンプルから好きな動物と台紙を選び、型取りします。

それぞれのパーツと使いたい包装紙、紙パック、空箱を選んだら、型紙に沿って線を引き、ハサミでカット。切ったパーツを台紙の上に並べて、一つずつのり付けしていきます。

貼り終わって動物ができたら、マジックや色鉛筆を使って自由に背景を描き込み、完成です!

子どもたちの自由な発想とアレンジで、素敵な貼り絵アートがたくさんでき上がりました。この日の参加者には、お土産として、土にそのまま植えられる「再生紙ECOポット」をプレゼント。ワークショップを楽しみながら、環境のことが学べる、実りの多いイベントとなりました。

素敵な作品がいっぱい!〜貼り絵アートコンテスト

貼り絵アートワークショップでみんなが作った作品は、審査員の選考により入選作品が選ばれ、4月1日(金)から12日(火)までの期間、「流山おおたかの森S・C FLAPS」4Fのシーティングスペースに展示されました。期間中、一般投票が行われ、入選作品の中から大賞、優秀賞が決定しました。


また、参加したみんなの作品と練習で作った葉っぱは、アーティスト・大森美瑠さんの手により、一つの大きな作品として生まれ変わり、同会場に展示されています。
※大賞・優秀賞作品の発表は、4月23日(土)~ 5月8日(日)の期間にて展示。


ボンアート株式会社
ソーシャルグッドをテーマに、広告企画制作、ブランディング、商品開発を手がけるアーティスト集団。アートを用いたSDGsブランディングという手法によるSDGsの取り組み支援やアートワークショップの提案から実施、海洋プラスチックを使用したアート活動など、社会課題にクリエイティブな解決策を提案する多彩な活動を展開。

大森美瑠(おおもりみる)
流山市の姉妹都市でもある、石川県能登町生まれ。絵本作家を志して教育学部で美術教育を学びながら、作家活動をスタート。教育現場における実体験から、人の心の居場所づくりをテーマに、作品制作やワークショップなどの活動を展開。
主な絵本作品/「ぼくからみたら」「ききあいの木」「マイルの謎解き大冒険」